建物の階数を表すアルファベット
建物の階数を表すアルファベットはいくつかあります。たとえば「B」や「R」
は、ほとんどの人が見たことがあると思いますが、その他にも「M」や「P」、
「L」等があります。そしてこれらの意味は以下のようになっています。
「B」・・・・basement(地階) 「R」・・・・roof(屋根、屋上)
「M」・・・・middle(中間)例を出すと、M2とは中2階のことです。
「P」・・・・penthouse(ペントハウス、塔屋)塔屋とは、屋上にある機械室等がある
部屋の事です。また、屋上に建てられた高級住宅等の意味もあります。
「L」・・・・lobby(ロビー、広間)
次に外国を見てみると、ヨーロッパでは日本でいう1階が0階となっていて、
エレベーター等の表示は「0」や「G」「E」となっています。意味を見ると
「G」はgrandfloorで「E」は、はっきりとは分かりませんがearthfloor
の事だと思います。(訳すと地面と接した階となります)
また、フランスでは1階を「RC」と表記している場所が多いがこれはフランス語の
Rez-de-chaussee(1階の意味で後から2つ目のeには上にカンマが付きます)の略です。
そして、カナダでもエレベーター内で「M」と書かれたボタンを見かけましたが
これはmiddleの意味ではなくmainfloor(主階)の事で、主に1階を表しているようです。
写真は静岡県島田市の駐車場ビル「ぴーファイブ」のエレベーターです。ランプが点灯している
M6は中6階、MRは「middle roof」(最上階の6階と最屋上の間にある屋上部分)を表しています。